[中古端末活用] Google pay&モバイルSuica(含JRE point登録)をあまり費用かけずに使用できるようにする
本記事の目的
Google payのラインナップにモバイルSuicaが追加されたり,
楽天モバイルでは世界最小のおサイフケータイが登場する予告がされたりなど,スマートフォンを使用したキャッシュレス化が進んでいる。
本記事ではAndroid端末で扱うことが出来るGoogle payとモバイルSuica(含JRE point登録)
をあまり費用をかけずに使用できるようにする方法を紹介する。
※この記事は2019年9月に書いてます。
また,この記事を書いた三日後にGoogle PayからモバイルSuicaにチャージが出来なくなった不具合が発生しました。事の発端から解決に至った経緯を記事に纏めておりますので興味のあるかたはどうぞ。
⇒⇒⇒[QR-VIDA-01] Google PayからモバイルSuica/楽天Edyにチャージ出来ない不具合の解消まで
この記事を書いたきっかけ
最近電車を乗ることが多く,1,000円札が度々Suica券売機に吸い込まれていくのを見て,なぜプリペイド式なのにおまけが付かないのか(1,000円投入したらそれ以上の額がチャージされないのか)憤りを感じた。
いろいろ調べたところ,おサイフケータイでGoogle payアプリ内でSuicaをチャージし,それで払えばクレジットカードのポイントに加えて,JREポイント(JR東系列の使用に限る)が獲得出来ることを知った。
ただ,自分が今使用しているSimフリー端末がおサイフケータイに対応していなかったので,新しいAndroid端末やスマートウォッチを買うことを検討したが1万円以上かかることが分かり,なかなか導入できずにいたが,とある工夫をすることでGoogle pay導入+モバイルSuicaをあまりお金をかけずに使用するまでに至ったのでそれを紹介する。
最新の端末やスマートウォッチは必要ない
Google payを使うには最新のお財布ケータイやスマートウォッチが必要であるかのような記事をみかけるが,そんなことはない。
以下の条件を満たす端末であれば,十分に機能するのである。
・ Andoroid 5.0以上
・ おサイフケータイ機能付き※
※バージョン 6.1.5以上が必要との記事もあるが,筆者の端末は4.1.1で正常に動作している。 もしかしたら,Google payでQUIC Payを使うにはそのバージョンが必要なのかもしれない。 ただ,それもGoogle playのストアより最新のソフトウェアにアップデートすればよいのだろう。(未確認)
よって,条件を満たす中古の端末であれば,全然問題ない。
筆者は以前使用していた純正AUスマートフォン(2014製) がおサイフケータイ機能を持っていたことを思い出し,押し入れから引っ張り出して,おサイフケータイ専用端末(電話無し,通信はWi-fiのみ)として使用することにしたのである。
Google playからGoogle payをダウンロードし,モバイルSuicaも登録して難なく使用が確認出来た。
もし,貴方が条件に合うスマートフォンを有していなければ,下記サイトより条件の合う端末を探し,中古販売サイト(ヤフオクなど)で入手すればいいだけの話である。
2014年製の端末であれば,5000円もかからず良品が手に入るのではないかと思われる。
スマートフォンデータベース
https://smartphone.ultra-zone.net/
JREポイント登録のためのSuicaアプリ起動には使用済Sim(通信不可)さえあれば良い
前項まででGoogle payによるモバイルSuicaが使用できるようになった。
これでモバイルSuicaにチャージする際のクレジットカードでのポイントを入手することが出来た。
ここからはJR東日本系列のお店でSuicaを使用した際におけるJREポイントを
入手するまでの流れを示す。
Suica使用時にJREポイントを発生させるには,Android端末でSuicaアプリをダウンロード・起動する必要があるのだが,Simが入っていない状態ではSuicaアプリを起動させることが出来ないのである。
この罠に筆者もハマった。
が,ネット記事でDocomo端末では,通信が出来なくなった使用済のどんなSimでもSuicaアプリを起動することが出来たとの記事を見て,筆者が愛用しているAUでも同様ではないだろうかと予想してみた。
が,自分が愛用しているAU系格安Simを入れて起動を図ってみたがうまく動作しない。残念。
なので,正規の使用済Simであれば起動できるのではないかと予想を立て直し,再度チャレンジしてみた。
正規の使用済Simは大好きなヤフオクで安く700円程度で入手することが出来た。(意外と高い)
モノが到着し改めて使用済Simを挿入し,機内モードでWi-fi接続でSuicaアプリを起動した。
結果,見事にSuicaアプリが起動することが出来たのである。
あとは手順に従ってJREポイントを登録すればよいのである。
余談だがAU端末はSimカードの種類に似通ったのが以下のようにあるので自分がおサイフケータイとして使用したい端末の説明書をよく読み,どのSimが対応しているのか確認するのが良い。
・au Nano IC Card 04 (VoLTE)
・nano IC Card 04 LE
・au Nano IC Card (LTE)
まとめ
Au系Android端末でGoogle pay モバイルSuica (含JREポイント登録)は,Android 5.0 + おサイフケータイ機能 + 使用済Simがあれば可能であり,あまり費用をかけずに実現できることを確認した。
※ ただ,全端末で同様な手順でうまく行くかは分かりませんので色々と情報を集めたうえで実行することをお勧めします。あくまでも,うまくいった1ケースとして捉えていただければ幸いです。
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