長崎 諏訪神社近くの格安レトロ銭湯「白菊湯」のご紹介。
本記事では
長崎に行ったときにブラリと訪れた諏訪神社近くに位置する
「白菊湯」という銭湯を紹介します。
白菊湯の場所と行き方
長崎市シーボルト通りの近く(諏訪神社近く)に位置する昔ながらの銭湯です。
地図では赤枠箇所にあり,諏訪神社電停からすぐのところに位置しています。長崎の繁華街 浜の町からは北方向に20分程度歩くとあります。
諏訪神社電停からの行き方は,
1. 諏訪神社電停から川沿いに進み
2. まっすぐすすみシーボルト通りを過ぎ,
3. パプテスト協会の手前を右に曲がり,少し進むと左側に見えます。
白菊湯の特徴
入り口は男湯と女湯に分かれており,入り口を潜ると番台さんに料金を渡すシステムです。
この番台というシステムは話には聞いていましたが,本当に男湯と女湯の両方を監視できるポジションでした。
(私が利用した時は女性の番台さんでしたが,着替えるときに見られているような気がして少し恥ずかしかった笑)
浴室は男湯と女湯が高さ2.5mくらいの壁で仕切られており,
ドリフやバカ殿で男が女湯を覗くというコントがありますが,本当にそんなことが出来そうな舞台でした。
(もちろん,犯罪なのでそんなことはやりません。)
昔は家族で来て,石鹸とか物の受け渡しをその壁越しにしていたのかなぁと想像します。
体を洗う場所は10箇所有りましたが,ここでもレトロさが炸裂していました。
蛇口は温度調整できず,お湯か水から選択可能できるという代物です。
お湯も触れないほど熱いというわけではないが、熱いのが苦手っていう人は水と混ぜ合わせる必要が有ります。
シャワーはホースがなく,固定ヘッドが備え付けられています。
こちらも温度調整はできず,バルブを開ければお湯が出てきますが,その温度は適切でした。
浴槽は四つあり、メイン風呂が一つ、サブ風呂(普通、ぬるめ、水風呂)が三つあります。
メイン風呂は大人3人ならば、足を伸ばせて入れるくらいで,サブ風呂は大人1人がゆったり入れるくらいでした。
白菊湯の営業時間と料金
営業時間が非常に短いというのが特色で本当に限られた時間しか入れない。
14時から18時(くらい)までの約4時間です。
まず,平日のサラリーマンは定時で仕事上がらないと入れないでしょう。
料金設定は平成初期から変更されておらず、以下の通り格安です。(2019年の3月時点)
大人 :350円
小学生:150円
幼児 :80円
この営業時間だからこそ,この価格設定で成り立っているのではないかと思います。
筆者が訪れた時の感想
筆者がこれまでの人生で金を払って公共の湯船に入ったのは温泉,旅館,健康ランド,スーパー銭湯の類であり,
昭和を感じさせる昔ながら銭湯は初体験でした。
今ではスーパー銭湯が幅を利かせており,白菊湯のような銭湯は希少な存在なので,末永く営業してほしいと思います。
利用客は4時間という限られた中での営業になるので,常連の方が多いイメージを受けました。
筆者が利用した時間は,平日の夕方でしたが常時2、3人程度の客の入りでした。
長崎観光(長崎さるく)でかいた汗を流したい方,昔の銭湯を懐かしく思う方,レトロさを味わいたい方,格安で足の延ばせる風呂を利用したい方は「白菊湯」をおススメ致します。
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