【DIY】後付け人感赤外線センサ配線の検討
この記事を書いたきっかけ
自宅の玄関照明のスイッチ配置が不適切でアクセスしづらいことから,暗い冬場の早朝の外出や夜に外出先からの帰宅時に不便でストレスを感じていた。
その不便さを解消するため人感センサ付きランプに交換しようと試みたが、既存の照明器具に対応しているものがなかったことから,後付けの人感センサ(赤外線センサ)を用いた実装を設計したので紹介する。
本記事が同じ件で悩む方のためになれば幸いである。
後付する人感センサ
後付けする人感センサはAmazonにて以下を購入した。
回路図の検討
回路の実装を検討する
ワンタッチコネクタはシェードの中に収め,人感センサはシェードがあると反応が鈍くなるのでシェード外に設置し天井にテープで固定することにした。
シェードに人感センサの電線を傷つけないようシェードに貫通穴を設けるとよいでしょう。
実装した人感センサの動作の検証
今回購入した人感センサに電源を投入すると約30秒間の調整用初期点灯の後,センサに近づくことで自動点灯,離れることで自動消灯の確認ができた。このセンサには3つの調整ダイアル(SENS(反応距離),LUX(反応する環境の明るさ),TIME(反応時間)があるのでお好みの動作に調整することが可能である。
実装した人感センサの改善点
実装した人感センサを暫く使用してみたとおころ,玄関を横切るだけでも過敏に反応するのが問題として生じた。
これは,赤外線センサの特徴としてセンサ動作軸に対して横切る(センサに対して向かうのではなく平行に歩く)と反応しやすいためである。
これはセンサ自体が丸出しで遮蔽するものがないことから生じる問題である。赤外線は電磁波であるためそれを遮蔽する金属製シェードを設ければよいことから,以下の写真のようにアルミホイルを使用した円錐台型の簡単なシェードをセンサに被せることで対応した。
ご参考までにシェードを設計したので宜しければご活用ください。
台紙に印刷しアルミホイルと共に切り貼りしてもらえればと思います。
※ 以下URLよりダウンロードください。
URL:https://lifeisfruits.com/wp-content/uploads/2020/01/shade_drawing.jpg
参考文献
東芝ライテック株式会社_LEDG85030製品紹介
東芝ライテック株式会社_LEDG85030図面
https://saturn.tlt.co.jp/product/servlet/getpdf/1/00253725/p//LEDG85030.pdf
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません