社会人の勉強が三日坊主になる理由とその対策
本記事の目的
継続的に勉強したいのに,それが出来ず苦しんでいる社会人向けの勉強法の設計について,思うことを綴っています。
なぜ,社会人の勉強が三日坊主になるのか
自分の夢を叶えるため,何らかのスキルを取得したい人が世の中に多く存在していると思います。
この取得に向けた行動が「勉強」ですが,残念ながらそれを継続できない人が一定数います。
社会人は,一日の大部分を仕事が占め,そこに体力とやる気を投入することになるので,余った時間内で仕事で疲弊した体力と少ないやる気で勉強することになります。
また,学生時代のように,学習経過を見てくれたり,道標を示してくれる先生もおりません。
そうなると,勉強に対し意欲が湧かないため,継続的な勉強が行えず,現状の自分のレベルの低さと自分が描くなりたい自分とのギャップに苦しむことになります。
三日坊主社会人が継続的な勉強が出来ず,とりがちな行動について
この苦しみから逃れるため,人が次にとる行動として
1. もっともな理由を付け,なりたい自分の姿を捨てる 。
2. 短時間で効率よくスキルを取得できるよう,そのスキル取得の勉強法が記載された本を読むか,成功した経験者にそのコツを聞く。
等が挙げられます。
1項を選択した人は,新しいなりたい姿が見つかったら,本記事を読んでいただければと思います。
2項を選択した人は,本を読んでいる期間,もしくは読み終えた後の暫くの期間はやる気に満ち溢れ,スキル取得に向けた勉強をします。
しかし,時間が経つにつれてやる気が下がり,勉強するのが億劫になり,しまいには勉強の習慣を捨ててしまいます。
(中にはうまく軌道に乗れた人もいるかもしれませんが)
これが俗にいう三日坊主というものなんだと思います。
どうしたら継続的な勉強が出来るようになるか
ここで重要なのが,どんなコンテンツを身に着けるか(暗記/手法の取得)ではなく,如何にしたら継続的な勉強が可能なのかという,「勉強法の設計」に力を注ぐのが大事になります。
この時に注意したいのは,その勉強法の適用先は自分なので,如何にしたら自分がストレス無く・楽しく,その勉強法を使い続けるかなんだと思います。
勉強法がその時の自分のレベルに合っていれば,後はかけた時間だけそのスキルが定着することになります。
このやり方を考えるときに,自分はどうしたらやる気になるのか,自分という人間を知れば,その性格をうまく利用して継続した学習が可能となります。
つまり,自分自身の性格を知ることが最初の第一ステップとなります。
例えば筆者が勉強法を設計するにあたって自問自答した考え方
下記は,実際に私の中で自問自答したものとなります。
1. 面倒くさがりかどうか
-> 凄く面倒くさがりであり,手軽な勉強しかしたくない
2. 家の机に向かって勉強するのが好きか嫌いか
-> 家だとリラックスし過ぎてしまい,体のやる気スイッチが全く入らない。公共の場であれば,人の目があるので集中できる
3. 勉強した成果を他の人にアウトプットしたいか否か
-> 自分の調べた成果を他人に伝えられると気持ちよく感じる。
また,サラリーマン人生を続ける中でワンチャン掴めたらいいなというのが
私の目標となっており,人のために有益な情報が提供できれば,最終的に自分にリターンがあるはずと考えている。
4. 参考書を読むのが好きか,それとも問題を解くのが好きか
-> 無目的に学習するのではなく、何か課題を与えられ,それに向けて学習する方が好き。
以上を踏まえて実際に私が継続出来ている英語の勉強法を以下の記事にて紹介します。
⇒⇒⇒忙しい社会人の英語勉強法
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